ジャイアント・パンプキン・グランプリ
HOME > ハロウィン巨大カボチャの育て方

ハロウィン巨大かぼちゃの育て方

世界記録は重さ800キロ以上!ハロウィンでお馴染みの巨大なかぼちゃ「アトランティック・ジャイアント・パンプキン」の育て方を解説。

目次
ビッグパンプキン栽培の流れ

■ポットで育てる

種を植える時期

3月後半~4月後半頃

肥料について

ポットには土を、ピートモス、パーライト、バーミキューライトを各3分の一の割合で混ぜて詰めると良い。

種の植え方

直径12~15センチのポットに、種のとがった方を下にし、深さ1cm程度のあたりに植える。

発芽

温度は、25度から30度をキープすると5日程度で発芽する。途中で温度が下がったりすると発芽に失敗することもある。

苗の育て方

苗が徒長しないように間隔を広げ、光が十分に当たるようにする。苗が混み合ったり、水を与え過ぎると、徒長した苗となってしまうことがある。

■畑で育てる

畑の準備

・畑は陽当りが良く、肥沃で、排水の良い場所が良い。
・苗を畑に植える約1か月前に、畑に完熟たい肥(10平方メートル当たり20kg)を入れ、30cm以上の深さで耕起する。ツルは3~4m伸びるので、それから予想される範囲、定植する場所の約半径1mに300g程度の園芸用肥料を施用し軽く耕す。
・土壌のPHは6.5~7.0位が最適。酸性が強いようであれば石灰などで修正すると良い。
・肥料は成分量で10a当りチッソ12~15kg、リンサン20kg、カリ12~15kgを基準とすると良い。。
・堆肥は多ければ多いほどよい結果になるが、完熟した堆肥を施しての肥料が多すぎると雌花が咲かなくなるので注意する。

苗を畑に植える

・本葉が4~5枚になった頃、風の弱い穏やかな日を選んで苗を植える。
・畑に植えた後は、葉をウリハムシやアブラムシなどに食べられないように気をつける。ウリハムシには防虫ネットを貼ると良い。アブラムシには殺虫剤をかける。
・霜に注意する。日中の温度は30度以上にならないように気をつける。ポリキャップ内か、ビニールトンネルを利用するのも良い。
・苗の間隔は3m以上開け、植え穴に十分水を与え、根鉢を崩さないように注意して植える。
・定植後にも水をやる。苗が小さいうちは風などで傷みやすいので、風除けをする。

ツルの管理

ツルが約1メートルぐらいになるまでは、ツルの下にわらを敷く。太陽の光を葉によく当てるためにツルを折らないように注意しながら配置し、針金や割り箸などで固定する。なお、孫ヅルは取り除く。
地面から飛び出す様な孫づるは早めに除去する。
つるは地面より浮かないように固定した方が良い。節より出た根を大事にすると良い。
葉が大きいため、風の強い日は防風対策をする。
果実が大きくなってくると、つるが持ち上げられ、つるが裂けるので、早めにつるに余裕を持たせておく。

花の摘果

大きなカボチャを目指すなら親ツルに着いた実で、ツルが根から20節以上もしくは3m以上伸びてから着いた実を育てると良い。

それまでにツルには雌花が着くが、小玉や変形化になりやすいので除去する。

受粉

一番花が着いた後も、4~5節ごとに雌花が着くので、朝方に手で交配して授粉する。その日の朝に開花した雄花を摘み取り、そのおしべを雌花の柱頭にすりつける。
自然に受粉することは滅多にない。


実の摘果

実が30センチぐらいになった頃に形の良い1~2個を残して他の実は摘果する。
その後に咲く花も除去する。残した実が地面に触れないように、発泡スチロールや段ボールなどを敷く。

追肥

着果を確認したら、一株あたり茶碗一杯ほどの園芸化成肥料を全体に施用します。以降、3~4週間経ってから、同様に追肥します。また、葉の色が薄くなったと感じたら追肥する。
葉の色が薄ければ追肥が必要。

害虫と病気の対策

様々な病気や害虫の被害に合うことが多いが、その中から筆者が実際に被害に遭った病害虫について解説。

ウリハムシ

体長約5mm~1cm。柔らかい葉っぱを狙って飛来する。葉っぱが大きく立派になってしまえば被害に遭いにくくなるが、まだ葉っぱが若く、苗を畑に定植した頃や、苗がある程度の大きさになるまでの間は、ウリハムシの格好のターゲットになる。

かなり強い虫で、アブラムシや小さい虫用の殺虫剤をかけても生きている。防虫対策に葉っぱに殺虫剤をかけておいても葉っぱを食べに寄ってきてしまう。

そのため、ウリハムシには防虫ネットがオススメ。防虫ネットは立派な葉っぱが何枚か付くようになったら外すと良い。

ハモグリバエ(エカキムシ)

体長1、2mmの小さなハエの幼虫。飛んでいるとその存在に気づかないぐらい小さいハモグリバエ。このハエが葉っぱに卵を産み付け、孵化した幼虫(エカキムシ)が葉っぱを食い荒らし、葉っぱには食べた痕がたくさん残ることになる。放っておくと、やがて葉っぱ枯れ、そして、このハエが繁殖してさらに他の葉っぱも被害に遭ってしまうので、早急に対応することが必要。

葉っぱに付いているエカキムシを目視することが出来たら指でプチッと潰して殺すことも出来る。

エカキムシの被害に遭った葉っぱを取り去った場合、その葉っぱ早めに埋めるか捨てるかしたほうが良い。葉っぱに蛹(サナギ)がいた場合、孵化してしまう。取り去った葉っぱはツルの近くに放置しておかないこと。

ツルに立派な葉っぱが何枚も付くようになったら、黄色い粘着捕虫シートを葉っぱの回りに設置するのがおすすめ。一夜も経つとビックリするほど多くのコバエがゴマのように捕虫シートにくっついている。

あと、葉っぱに卵が産み付けられたとしても、葉っぱを幼虫が育たないような環境にする浸透性の液体の農薬もオススメ。ダントツという農薬を散布したところ、エカキムシの被害が少なくなった。まだ試したことはないが、同じくダントツの粉剤も効くらしいので来年は試してみる。

うどんこ病

名前の通り、葉っぱが「うどん粉」がいっぱいかかったような状態になる。放おっておくと葉っぱはやがて枯れる。ジメジメしてカビが発生しやすそうな時期、梅雨、6月、7月頃に発生しやすい。

対策には、湿度が高そうな時期になったら事前に、農薬などを葉っぱに散布しておくようにする。

 

水のあげ方

カボチャを大きくするには日光と水分が重要。特に植え付け直後と開花・着果期には大切。

畑にもよるが、1週間以上雨が降らない場合、1回1株当たり10~20リットルの水をやります。過激に水を与えると実割れの原因にもなるので気をつける。

収穫する

実の表面がオレンジ色に変わる頃になれば収穫しても良い頃。実は小さな傷が原因ですぐに腐りやすい。そのため刃物でツルから切り取った際は、切り口に木工用ボンドを薄く塗って固める。
また、運搬などで傷がついた時も、同様に木工用ボンドで固める。

PAGE TOP